高等専修学校

専修学校の中で高等課程を設けている学校を高等専修学校といいます。

「高等専修学校」とは、専修学校のうち、中学校卒業者を対象とした高等課程を設置する学校で、柔軟な制度特性を活かした特色のある教育を展開しています。
その教育内容は、実践的な職業教育であったり、特定分野でのプロフェッショナルを養成するもの、また、社会での自立に向けた個に応じた教育を行うものなど、生徒の多様な学びを提供する場となっています。

01.仕事に活かせる資格を取得できる

高等専修学校では職業教育を重視しており、普通科目に加えて専門科目の実習・授業が多くあります。
社会で役立つ資格取得にも力を入れており、各種認定資格のみならず、自動車整備士や調理師、美容師などの国家資格が取得できる学校もあります。

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02.多様な個性のある生徒の自立を支える

高等専修学校では、多様な個性を踏まえた教育が行われています。生徒一人ひとりの能力や特徴を教員がしっかりと見極めたうえで、少人数クラスでの個別指導や、学習指導要領に縛られない自由なカリキュラムを実施することで、一般教養や就職につながるスキルを身に付けることができます。

03.不登校経験者の自立を支える

高等専修学校は、不登校や中退を経験した生徒のためのセーフティネットとしても注目されています。
普通科目だけでなく多様な専門科目を設けることで、自分の希望や適性に合った専門知識・技術の習得に取り組み、学校に通う楽しさを知って、自信を付けていくことができます。
また、多くの高等専修学校で、カウンセラー資格・経験を持つ教員が生徒の生活・学習をサポートしたり、一人ひとりに合わせた時間割を組んだりと、柔軟な対応を心がけています。

04.夢の実現をサポート

演劇、音楽、ダンス、デザインなど、世の中には才能や高い技術力が求められる職業がたくさんあります。
これらの職業では国家資格や各種認定資格を必要としないため、経験の中で実力を磨くことが大切になってきます。一般の高等学校の学習指導要領にとらわれない自由なカリキュラムで、エンターテイメント系やクリエイター系の授業も充実。
卒業後は専門学校や大学に進学し、 さらにスキルアップして憧れの職業を目指す人も多くいます。

大学や
専門学校への進学

高等専修学校を卒業することで、大学や専門学校に進学することも可能です。
具体的には、「大学入学資格付与」や「技能連携」の制度を活用します。

大学や
就学支援金・奨学金等について

高等学校と同様の制度で支援を受けることができます。